さらに進化した卓上遠心機H-36α

特徴・用途

コンパクトでシンプルなデザイン。操作性・信頼性・機能性の向上。その上、低価格を実現しました。

遠心状態が一目で分かる回転インジケータ！

• 安全性、操作性を考慮した前面パネルを採用し、遠心状態を識別するためパネル面に回転インジケータを装着しました。停止、加速中、定常回転中、減速中、正常、異常が一目で分かります。
• コンピュータ制御にインバータ搭載、使いやすくシンプルに設計されたデジタル表示パネルは、見やすく設定も正確で簡単に行えます。

加・減速数，メモリー数はこのクラス最大！

• アクセル3段階・ディセル3段階＋自然減速（ブレーキなし）の設定ができます。
• ステップモード運転（※1）に密度勾配運転（※2）をプラスした4メモリーと通常運転6メモリーを加えた10メモリーにより最適な遠心を実現します。
  ステップモード運転とは、6つの定速回転運転（ステップ＝回転数、時間、アクセル、ディセルをセット可能）を1つのプログラムとして記憶ができます。（6プログラム記憶可能）
  ステップモード運転（※1）
  
  回転数・時間・アクセル・ディセルを1ステップとし、6ステップまで組み合わせて運転・記憶。
  密度勾配モード運転（※2）
  
  0～1,500rpmまでの立ち上がり時間1,500～0までの自然停止の回転数の設定が可能。
  浮遊しやすいサンプルに最適。
• トータル遠心力（g・sec）設定運転機能は立ち上がりから停止までのサンプルにかかる遠心力を数値に変えたものです。
  これにより、半径の違うロータでも同一の遠心効果が得られます。
• 遠心力設定運転が可能です。（メモリー運転設定可能）
• 回転数、遠心力はそれぞれ10rpm、10×gもしくは100rpm、100×gより設定が可能です。（切り替えスイッチ有り）
• タイマーは分と秒の切り替えが可能、最大999分（999秒）の設定ができます。
  また、連続運転（ホールド運転）では経過時間を表示します。

豊富なロータ群に対応、バイオハザード対策も充実！

• 最大15ml（φ16.5×105mm）×72本、250ml×4本架ロータからマイクロブレードまで12種類のロータが使用できます。
  また、バイオハザード対策仕様としてシールドカバー装着可能（抗酸菌用、3,400×g）なロータもあります。
• 自動識別センサーでロータ条件を自動的に読み取ります。
• 耐久性に優れたカーボンレス高周波モータの採用により、静かな運転を実現！
  カーボンのサンプルへのコンタミもありません。しかも槽内温度上昇が少ない設計で一般検査から組織培養と幅広くご使用になれます。
• 目分量運転できるセルフバランス機構。

中が見えて、遠心終了が確認できます。

• 上蓋が開いているときは回転せず、またドアロックにより回転中は上蓋を開けることができません。
• GLP,GMPで便利な実回転数チェックが可能です。

チャンバーにステンレス製SUS304を採用！

• チャンバーは腐食の心配もなく、拭き取りが簡単なステンレス製（SUS304）です。

特殊仕様、遠沈用アダプタ等、様々な仕様に対応！

• オプションとして特殊な仕様、その他用途に応じて製作いたします。
• 特殊な遠沈管をアダプタ、オーダーメード樹脂ケース等で対応します。

主な仕様